技術と強み

独自性の追求

〜 創り込むこだわり 〜
小さくても最大限の演出を求めて

日本の花火が世界一美しく、最高峰の技術と言われているのが、円く球体に開く割物(わりもの)花火。私達が見ることのできるのは写真のように二次元の水平なキャンバスに映し出された円となった姿であります。
この花火の優れているところは、お客様がどの方向から見ても、どなたにも同じようにその姿を楽しませてくれることにあります。


芯物尺玉(30cm)花火

作り手は、歪みなく円く開く花火作りの難しい技巧に加え、花火の中心に「芯(しん)」と呼ばれる、鮮やかに発色が異なる部分を作り込みます。芯を多重にすることにより一層美しく魅せる技術「多重芯」は、より繊細な技巧でありますが、格段に花火は美しくなります。



平割大玉(24cm)花火

一方、今や花火大会といえば、スターマインをはじめ、『とにかくたくさんの花火を打ち上げて欲しい』 というお客様のご要望は大変強いところであります。
そこで、花火大会などでは、技巧と作り込みをそれほど必要としない、いわばコストを抑えた花火玉が、よく使われています。たとえば、右の写真のように「平割(ひらわり)」と呼ばれる芯のないシンプルな花火は、昨今の花火大会において最もよく見かけられる花火の一つです。写真は平割の大玉(24cm)です。

私たち福山花火工場では、7cm程度の小さな花火玉でありながらも、美しい芯物の花火を実現する色付割薬」の技術を開発しました。